Una storia l'infinità seguente

ナルル王国の日々を綴る日記です。PCや移住者さん達のことを綴ります。

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Quiero volver en ese día…(あの日に還りたい…)

先ずはこの創作小説の登場人物の話から始めたいと思います。

2代目PCリアンkekkonnsannpatu.jpgをプレイ中に、ロザミアちゃんrozamia.jpgという2歳年下の子が居たのですが、
幼い時はリアンと仲が良かったみたいで、リアンも成人した直後はロザミアちゃんが友人の一番上でしたね。

ロザミアちゃん、成人してからリアンに本気告白をしてきたのです。

その頃、リアンはアリアさんaria001.jpgと既に結婚しており、子供がもう直ぐ産まれる頃でした。
中の人である私は不倫をしたくないので、ロザミアちゃんに「友達のままで」と断ったのです。

しかし、断っても断っても尚、ロザミアちゃんはリアンに幾度も本気告白してくるという…。
(この時点では旧版バージョンだったのもあり、仲良し度が変わり難かったのですね。)

NPCでありながら、そんな彼女の一途さをいじらしさと感じましてね…。
この子目線での創作小説を書いてみたいという思いに駆られました。

そして、この度、ロザミアちゃんが主人公の物語が出来ました。
お付き合いして頂ける方は、どうぞ続きからを押して御覧になって下さいませ(*´▽`*)






~Quiero volver en ese día…(あの日に還りたい…)~



「ロザミアちゃ~ん!お待たせ!遊びに行こう♪」赤髪の少年が元気良く王宮大通りを駆けてくる。
「あ!リアン君!今日は何処に行く?」と茶髪の小さな少女が座ってたベンチから勢い良く降りた。

「今日は東公園に行こうよ。」
「うん!行こう♪」
リアンに先導され、ロザミアはその後を付いていく。

東公園に着くと、リアンとロザミアは草滑りの丘を何度も滑り降りては歓声を上げた。

「ロザミアちゃんと遊ぶの楽しいな♪」とリアンが陽気にはしゃぎながら言う。
「私もリアン君と遊ぶの楽しいし、嬉しいな♪」とロザミアが笑いながらそれに答えた。

「リアン君。」
「うん?」
「リアン君、もうすぐ学校を卒業するけど、私とずっと友達でいてね。」
「うん!ロザミアちゃんも僕とずっと友達でいてね♪」

そう話してる間に茜色の空が辺りを優しく包み出す。

「夕方になったから帰ろうか。」
「うん!帰ろう。」
「じゃあ、手を繋いで帰ろうよ。」とリアンは言い、ロザミアの手をそっと握った。
その手をそっと握り返した瞬間、自分の顔が熱くなった様にロザミアは感じた。

「あれ?ロザミアちゃん、顔が赤いよ。どうしたの?」
「顔が赤いのは夕陽の所為よ。」とロザミアは思わず首を振った。

「♪手を~つないでぇ~ おうちに帰ろう~ お日様が~ 空の向こうに帰るから~
  お日様が~ 帰った後には~ 空にはね~ お月様がやって来るよ~♪」
いつも一緒に帰る時に歌う歌を歌いながら、リアンとロザミアは手を繋いで歩き出した。

そんな二人の背中を、夕陽がそっと見守るかの様に照らしていた…。

-それから1年後・・・-

あの日に一緒に見た夕陽と現在(いま)こうして見てる夕陽は同じ…。
ロザミアはそれを見ながら、両手をギュっと胸の上で握り締める。

あと2年早く生まれていれば、こんな苦しい想いをせずに済んだのかもしれない…。
目の前で想い人のリアンが恋人と幸せそうな表情で自分の前を通り過ぎて行く。

ロザミアは知らぬ間に頬を伝っていた涙をそっと指で拭った。

幼き頃からよく遊んでいた2歳上のリアンを兄の様に、そして、一番の友だと思っていた。

そう。半年前までは…。

リアンが学校を卒業して成人してからは、何となく距離感が出来てしまった様に感じた。
それは自分が学生で、相手は成人してるからだと思っていた。

―リアンさんは成人してるから遊びに誘えないものね…。
 また前の様に遊びに行きたいから、早く学校を卒業したいわ。-
学校を卒業したら、リアンと前の様に遊びに行ける日が来る事を心待ちにしていた。

…なのに、半年前に気付いてしまった。
リアンに好きな人が居て、そんな彼に自分が友達以上の想いを懐いていたのを…。

-わたしが成人する頃まであの美しい女(ひと)とリアンさんが付き合ったりしません様に…。-
そう願いつつも、そう思う自分の心の狭さにロザミアは自己嫌悪を懐く事もあった。

お互い幼き時は良かったとロザミアは空を見上げながら、遠い幼き日々へと
心を還らせていた。
-私もリアンさんもお互いを「友達」として遊びに行き来しあったりしてた。
ただそれだけで楽しかったし、それが当たり前に続く関係だと思ってたわ。-

ロザミアの祈りも空しく、リアンは1週間前に好きな女性との恋を実らせてしまった。

-私が成人すれば、もしかしたら、この想いが届くかもしれない。-
そう思いながら、成人する日が来るのを待っていたのに、それは虚しく打ち砕かれてしまった。

「アリアちゃん、今日は何処に行く?」
「そうね。テトの砂浜はどう?」
「いいね。そうしよう♪」
リアンとアリアがそんな会話をしているのを聞き、ロザミアは耳を思わず塞いだ。

其処の場所と言えば恋人同士がキスを交わす場所。
既にそこまで二人の仲が進展してる事に、自分が最早入る隙間さえも無いという現実を突きつけられ、
ロザミアの胸は張り裂けんばかりに苦しい想いで一杯だった。

もう、涙がどれだけ頬を伝っていったのだろう。
それすら拭う事もせずに、零れ落ちる涙を止めどなく流すだけでいた。

-これ以上は想ってもこの想いが届く事などすらなど無いわね…。
 私が成人する頃までにはリアンさんはあの美しい女と近々には婚約し、結婚しちゃうもの…。-

子供の時は誰よりも近くに居た存在だったのに、今となってはとても遠い存在となった想い人が、
更に届かない遠い存在になりそうで、ロザミアは布団の中で咽び泣いた。

-リアンさんの事は諦めるわ…。-

                                              ~(続く)~
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Comment

No title 

こんばんは☆

今回はロザミアちゃん視点で物語がつづられているんですね☆

幼いころからの淡い恋心、大人になってその思いが強くなって…
もう少し早く出会っていれば、もう少し早く生まれていれば…とか
そうタイミングというかなんて言ったらいいのか…
そういう時の違いで敵わなかったりしますよね…

偶然はなく必然のみ…そうなるべくしてそうなっているので
きっと「こうであってほしかった未来」とは「また違う未来」ではあるけど
違う形で巡ってくるのかなと思ったり
ロザミアちゃんの恋は叶いませんでしたが
彼女がまた違う人と結ばれて
その子孫はきっとリアン君の子孫と結ばれる事があるのかなと思ったりします☆
ナルルのNPCたちの縁というのはホント凄いなと思う事が多いので(^_^.)

幼い時の楽しい記憶。
ずっとそばにいるとあんなにいったのに…
今では1人みてる夕日…儚い約束…
切ないですね…

大人になるまでに彼は待ってくれなかった
ちくしょう…なんて罪作りな男なんでしょうw

ロザミアちゃんの気持ち…
確かに先に卒業していったコ(狙ってる子)が誰かに取られない様に願ってしまう…
誰しも取られたくないって感じるんじゃないかと思うんですよね…
それで葛藤しちゃったり…
そんな痛みに塩を塗られるように敵わないと突きつけらる光景。

切ないですよね…
ロザミアちゃんに幸あれ…と願わずにいられないです…

  • posted by lise 
  • URL 
  • 2014.08/28 03:23分 
  • [Edit]

Re: No title 

liseさん>

こんばんはです~(*´▽`*)

私の中でロザミアちゃんはNPCで思い入れある子なのですよね。
リアンにずっとアタックしてきたりして、その一途さにズギューンと
私の心はやられました。(一途なNPCに弱い私です)

なので、いつかは彼女目線の小説を書いてみたいと思いまして、
今回ようやくそれが出来ました。

> そういう時の違いで敵わなかったりしますよね…
リアル世界でも、ワーネバでも、そういう事で思いが叶わなかった事が
あったりしますよね。
その苦しみはどう抗おうとしても、どうにも出来ないじゃないですか…。
時の流れは時には残酷ですよね(/_;)

> きっと「こうであってほしかった未来」とは「また違う未来」ではあるけど
> 違う形で巡ってくるのかなと思ったり
リアル世界でもワーネバでも、そういう事がありますよね^^
何だろう。そういう巡り合わせというのもありますよね。
FF8で例えるのなら、ラグナさんとジュリアさんが相思相愛だったけど、
結局は結ばれずに、後にお互いの子供達が結ばれるみたいな。

> 彼女がまた違う人と結ばれて
> その子孫はきっとリアン君の子孫と結ばれる事があるのかなと思ったりします☆
此処でネタばらしをしますが、ロザミアちゃん、ちゃんとお相手見つけて
結婚しますよ^^
ジョイアの日記であと7年経たないとそのお相手をお披露目出来ませんがw
あ、でも、リアンの子孫ではないのですが(^^;

> ナルルのNPCたちの縁というのはホント凄いなと思う事が多いので(^_^.)
ですよね^^
実はロザミアちゃんのお母さん、独身時代のコナーさんにアタックしていたり、
コナーさんが初代PCと結婚した後にもデートに行ってた事もあったのですよ。

その数年後に、まさかのそんな因果関係が生まれるとは思いもしなかったので、
それもそれで凄い事ですよねw

> ちくしょう…なんて罪作りな男なんでしょうw
本当、私もそう思いますww
ロザミアちゃん目線で書き出したら、己がPCとして動かしてたリアンに対して
ムカっとした私ですw
こういう爽やかさで罪作りな事をしてるのかと思うとね…( ;∀;)


> 誰しも取られたくないって感じるんじゃないかと思うんですよね…
> それで葛藤しちゃったり…
> そんな痛みに塩を塗られるように敵わないと突きつけらる光景。
私はこういう(卒業した人が誰かに取られる)経験は無いのですが、かなり年上の人を
好きになったりしてたので、そういう境遇を、その時に思った気持ちを
ロザミアちゃんに重ねずにはいられませんでした。

> 切ないですよね…
> ロザミアちゃんに幸あれ…と願わずにいられないです…
読んで切ないと思って頂けるのなら本望です^^
ロザミアちゃんにそう言って頂けて嬉しいです(*´ω`*)

コメント有難う御座いました(∩´∀`)∩
  • posted by エルミオン 
  • URL 
  • 2014.08/29 00:44分 
  • [Edit]

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