Una storia l'infinità seguente

ナルル王国の日々を綴る日記です。PCや移住者さん達のことを綴ります。

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僕の渡した花が貴女が辿り着く場所までの独り旅を支えてくれます様に。

209年4日


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そんな話をしてる間に夜になり、父さんが帰って来て母さんとイチャイチャし出したので
僕はそんな2人を邪魔しないように自宅へと帰った。

以降は旧版、PU版、再PU版のSSが交互に入るので、会話やPCのステータス表示に統一性が無い事を予め申しておきます。

209年5日

今日も母さんの様子を見に行ったら、その母さんがベッドで臥していた。
僕が恐れてた日が現実になってしまった。

僕は震える足を引き摺って母さんの元へと歩み寄った。

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rounennkaori3.jpg「ねえ、リアン。・・・貴方にお願いがあるの。」
liannhigevor.jpg「何かな?」
rounennkaori3.jpg「時々でいいから、コナーさんの様子を見に来てるかしら?ほら、私が居なくなったら独りきりで
       こんな広いお城に住む事になるでしょう?それが可哀想で、不憫で、一番の心残りなの。」

liannhigevor.jpg「・・・うん。分かったよ。僕も父さんの事が気がかりだったからね。」

自分が居なくなった後の父さんの事をとても心配してるとは、それだけ深い思いで父さんを
母さんは愛してるんだね。

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rounennkaori3.jpg「有難う・・・。貴方が私の息子で生まれてきてくれた事、嬉しく思うわ。」
liannhigevor.jpg「・・・母さん・・・。僕こそ貴女の息子で生まれてきて幸せだったよ。有難う・・・。」

そこまで話していたら感情の抑制の限界が来て、僕はちょっとだけ背を向けて微かに零れた涙を拭った。

覚悟していたとはいえ、こうしてその瞬間(トキ)を迎えると堪えきれない感情(キモチ)が僕を容赦無く襲う。

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ようやく素直に本音を言ったのか母さんにそんな言葉をかけられていて、
父さんが背中を向けて天を仰いで、涙を拭うのが見えた。
そんな父さんを見るのが悪い気がして、そして、切な過ぎて僕は背を向けた。

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悲しくともお腹は減るのか父さんは1人でテーブルにつくと食事をしていた。
その姿を見てるだけで僕は心が例えようの無い悲しみに囚われた。

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父さんが出かけた後、僕は椅子に座って幼き頃を思い出していた。

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僕が「大好き」って言うと、凄く嬉しそうに微笑みながら僕を抱っこしてくれた母さんの手の温もりを
大人になった今でも鮮明に覚えてる。

母さんは深い愛で僕や姉弟達を育ててくれたのだと、ひしひしと実感する。

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朝から夕方まで僕はずっと母さんの側に居た。
母さんが何度も同じ言葉を繰り返して言ってるあの人って父さんの事?

逝く事が怖いから、心細いから、愛する父さんに片時も離れずに、ずっと側に居て欲しいのかな?
父さんは仕事に行っていて居ないけど、代わりに僕がずっと側に居るよ。

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夜になって父さんが帰って来た。
母さん。ほら、父さんが帰って来たよ。もう寂しくなんかないよ。

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父さんは気持ちが落ち着かないのか、しきりに家の中をうろうろと歩き回っていた。
長年連れ添ってきた妻が居なくなってしまうという気持ちが、父さんをそうさせてるのかも・・・。

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夜になっても姉さん達、アンフィニー君は来ない。
3人とも何で来ないの?母さんの子供なのに。
母さんがもう直ぐ逝ってしまうというのに・・・・!!

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母さんとの別れの時が来ても、姉さんとアンフィニー君は来なかった。
酷い!酷いよ!!皆だって母さんの子供なのに。

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父さんの咽び泣く後ろ姿を見てたら、僕は大声で「そんなのって無いよ!!」って叫んでた。






liannhigevor.jpg「・・・!!!!あれ?まだ夕方だったんだ・・・。」

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僕は母さんとの思い出を思い出している内に、いつの間にかテーブルに伏して眠っていたようだ。
あれは僕の見た夢だったんだ。
良かった。僕や父さんだけしか母さんを見送らないなんて、あまりにも悲し過ぎるもんね・・・。

座っていた真ん中の椅子から左側の椅子に腰掛け直し、僕はいつの間にか流れ出てた涙をそっと拭った。

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夜になると、プレーチェ姉さんとワシリー義兄さんと甥のビリー君、グラツィア姉さんとカミーユ義兄さんと
姪のイレーヌちゃんと甥のライオネル君、アリアちゃんとフェリチタちゃんとジョイアちゃん、
アンフィニー君と義妹のイヴォンヌちゃんと姪のマリーナちゃんが続々と来た。

母さん、我が子やその配偶者、孫達が皆、来てくれたよ。
母さんは皆にそれだけ慕われていたからこそ、こうして来てくれたんだよね。

夢で見た悲しい2人だけのお別れではなく、多くの人に見送られながらだもの心細くないよね?

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夜遅くに母さんは愛する父さんや我が子達に見守られて、23年の生涯を閉じた。
皆が涙や嗚咽で見送っていたけど、父さんだけは気丈に母さんの耳元まで近寄り、
「17年間、有難う。お疲れ様。」と呟いていた。

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母さん、僕が昨日、何気に渡した花をまだ手元に持っていてくれた。
その花が母さんが天上の世界に辿り着く時まで独りぼっちで寂しくない様にと思い、
僕はそう言って母さんの棺に納めて貰った。

3つの花は一つは父さん、もう一つは我が子供達、そして最後の一つは孫達の思いとして、
それらが母さんの旅路を支えてくれる様に、そして、守ってくれる様にという意味合いを込めて。



[後書き]
PU版出る前に一度、初代PCの危篤を迎えていたのですが、それがあまりにも不憫すぎて悲しくて、危篤になった日で
プレイを止めてました。(それ以外にも、当時、そんな心境になれなかったというのもありますが)
PU版では子供達以外にも、配偶者や孫達も駆けつけるという様に変更されたので、プレイ日記では旧版と
PU版(再UP版も)のSSを交互に採用しました。
2人だけの見送り(旧版仕様)を夢オチにしたのは、どうしても初代PCを寂しく送り出したくなかったという
プレイヤーの私の思いがあったりします。
PU版でその点が変更されてた部分は本当に良かったですよね・・・。
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Comment

No title 

はうううう;;
とうとうカオリちゃんが…
23歳…初代さんにしては大往生でしょうか;;
(うちの初代は20歳でした)
でも寂しいです…。
あぁ、でもカオリちゃん、PU版でも看取れたのですか…
それはきっとカオリちゃんにとっても良かったですね。
寂しく逝くのは切なすぎます…
PU版は色々問題はありましたが、お別れに関しては
本当に良いアップをしてくれた。って思いました。
うちも初代嫁が一人寂しく逝ってしまったので
ちょっとトラウマ(?)になっていたところがあります。
こんなたくさんの友達、親族に見守らてて…
きっとリアン君やその血を引く人達が
カオリちゃんを祖に頑張って行ってくれることでしょう!
カオリちゃんお疲れ様でした。
  • posted by くろな 
  • URL 
  • 2012.05/31 23:19分 
  • [Edit]

No title 

こんばんは☆

日記を拝見に来たら新しいのが更新されててびっくりしましたw

相変わらずネコ時計でミーミー言わせてますw

あああ…こちらもかおりさんが…(>_<。)

リアンさんにとってはカオリさんはお腹を痛めて産んでくれた母親…
募る思いも沢山あって思い出が切ないです(ノД゜。)

(かおりさんとマルーの顔が若干似てるので思い出してしまいます…)

2代目は初代よりも感情移入してたので
マルーの最期の時は私自身、見れないのもあったりで看取ることは出来なかったんですよね…
(陛下も殿下も見に来なかったけど)
二人が来れない日に被ってしまったのも敢えてその日を選んだというか…
そういう場面を見せたくなかったのかなって思ったり…


最期の時に子供たちが来ない事を嘆き叫ぶリアンさんの言葉が刺さりました…
いやきっと兄弟たちは最期を看取る=母親の死を受け入れてしまうという事で
見に行けないんですよ…とか思ってたら

って夢?!
(そうか…そんな方法もあったのですね…)ボソッ
まさかの夢落ちにひっくり返りそうになりましたが…

たしかに…旧版は見送られないのはさみしいですね…
旧版だったらマルーは一人で逝く事になってたと思います…
再PU版になってマフユやマリエル達が私の分も送ってくれてホントに良かったです…(/Д;)
初代の危篤の時はまだ旧版で…末っ子がまだ嫁いでなかったので
看取ってくれる子がいてよかったものです…



かおりさんへ…
rest in peace
  • posted by lise 
  • URL 
  • 2012.05/31 23:52分 
  • [Edit]

有難う御座います。 

くろなさん>

そうなんですよ~。
他の方のPCさんよりは長生きした年齢だったんですが、初代PCは
とうとう天上の世界へと旅立ってしまいました。(;;)

くろなさんの初代PCさんは20才で逝去なさってるんですね・・・。
20才というとリアル世界では60才ですから、まだまだこれから
人生謳歌していく年齢ですから、寂しいですよね。

はい、PU版でも初代PCを看取る事が出来て良かったです。
初代PCは寂しがり屋さんなので、やはり夫と息子の2人だけよりも
多くの人に見送られた方が、心強かったと思うのです。

くろなさんの仰る通り、PU版には色々な不満点はありましたけれども、
家族や親族が最期を看取ってくれる様に変更して下さった部分はとても有難いですよね。

やはり1人寂しく逝くのを見るのは、それも自分の直系のキャラだったりすると
尚更に悲しいから、トラウマになるのは分かります。

はい。リアンを筆頭に子供達やその親族達は活躍してゆくと思います。
初代PCに労いの言葉、有難う御座いました♪

liseさん>

おはようございます♪
ネコ時計、お好きなんですね^^

そうなんです。初代PCがとうとう逝去してしまいました。

自分を産んでくれ、慈しみ育ててくれた母親との思い出は沢山あったと思うので
きっとリアンの心は相当に切なさに溢れていた事だろうと思います。

確かにうちの初代PCとマルレインさん、顔立ち似てらっしゃいますものね♪

マルーさんの最期を見られなくて看取れなかったのですね・・・。
そして、陛下と殿下も見に来られなかった時を選んで旅立っていったという
マルーさんは、きっとliseさんの仰る通りに、夫や息子に命を終える瞬間を
見せたくなかったのかもしれませんね。
それで悲しみを更に募らせたくなかったのかもしれないですから。
マルーさんらしい2人に対する優しい配慮だったのかもしれませんね。

旧版で最期の瞬間まで姉弟達が来なかったの事、リアンからしてみれば
「最期を見送らないのは母親が可哀想」という思いで一杯だったと思うのです。
でも、liseさんの仰る、最期を見るというのは母親の死を受け入れるというのも
一理ありますね。

はい。すいません。
実は夢オチにするかしないかは大分迷ったんですよ。
旧版もPU版も自分が見てきた結果の一つだったから、それを両方とも
載せたかったのもあったんです。なので、夢オチにしました。

やはりPU版の多くの親族に見守られての方が、旅立ってゆく方も寂しくないですし・・・。
マルーさん、マフユさんやマリエルちゃんに見送ってもらえて本当に良かったですね。
マフユさんやマリエルちゃんがマルレインさんや陛下、殿下の分まで
見送ってくれたのだと思います。

初代PCさんの時は旧版だったのですね。
でも、その嫁ぐ前のお子さんだけは初代PCさんを見送れたのは良かったですね。

うちの初代PCへお悔やみの言葉をかけて下さって有難う御座います。
  • posted by エルミオン 
  • URL 
  • 2012.06/02 10:37分 
  • [Edit]

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